とくじろう(血)祭り@FishOn鹿留

今日は吉田毛鉤会のメンバーが集まって紅葉のFishOn鹿留で和気あいあいと釣りでも楽しみましょうということになったその日。
ただし皆が釣りを開始するに一つだけ条件がある。
「とくじろう(ワシ)が10尾釣るまで誰も竿を出せない」

いったいなぜになにゆえにそんな条件が追加されてしまったのか!? それはコチラ

…と、そんなわけで題して「とくじろう(血)祭り」のスタート!

朝早くから鹿留の入場料支払ってまで集まった会員の方々のことを考えると、もう少しでも早く釣りを開始したい! 釣って楽になっちゃいたい!
そう考えたワシは鹿留に到着するなり釣りの準備を始めるのだが「イベント開始の7時までに釣った魚はカウントせんぞ」という皆様からの指摘で、続々とメンバーが到着する中しかたなく定刻の7時を待つことにする。
うーん…緊張で今にもゲロリそう。

午前7時。誰が用意したのか、どこからともなく聞こえてくる競馬のGIファンファーレが鳴り終わったところで実釣開始。
メンバーの眼前にさらされながらの1人釣り。緊張することこの上ない!
挙動不審になってないかイマイチ自信がない…

肩の上を狙って第1投をキャスト。
…アタリなし。
人間あせっている時はどのような行動に出るかわからない。気が動転したワシはポイントの間を割って渡渉を開始(←なぜっ!)。
途中深みに足を取られながらも落ち着いたところで今度は落ち込みを狙いキャスト。

うまく魚にハリがかかったが、
ーやったー
と安心した瞬間手元から手応えが消えバレる。ここでくるかーっ!

対岸に渡った後、水の動かないポイントを狙う時は柔らかいハックルのほうが効果ありとのヘルプを受け、毛鉤を剣羽根ゼンマイ銅から沈むビーズヘッドへ。
上流からの風の吹きおろしを避けるため川のサイドからキャスト。ようやく1尾あがるが、時間が惜しいので釣った魚は隊長、MKさん、万年さんに預けて交替でリリースして頂くというもはや何を目指しているのかわからない状態の中、以後4尾目まで同毛鉤。

これならなんとかいけるのかなと安心した矢先、周囲に釣り人の姿が増え始め空きポイントがどんどん埋まっていく。

やばい、やばい…

先行きが怪しくなったところで代表から
「(魔物で)いきましょう!」
とのヘルプあり。毛鉤をチェンジすると以後連発!

口にしっかりかかってないのもあった気がするが(笑
午前8時17分くたくたになりながらも約束の10尾。

凄いヨ魔物…
今後この毛鉤を稲尾さんと呼ぶことにしよう!

江夏と稲尾がいれば無敵です!
ほっとした瞬間、とくじろう、どっと疲れが…


とくじろう、日曜日の朝8時半にして燃え尽きる。

ー燃え尽きたよ、おっつぁん。真っ白にー


というわけにもいかず、今日は横から振ることと、ラインでアタリをとることに重点を置き釣り練習。
流れの肩のところで江夏さんならぬニセ(自作)江夏で頑張ったのだが…
昨日夜の宴でのアドバイス
ー毛鉤を沈ませる時は、ラインが少しでも変に動いたらアタリをとれー
今日の練習でこれが少し見えてきた気がする!

明らかに数が釣れている! (単に違う管ツリのせいかもしれませんけどね、ええ 笑)

その後は代表に黒ライン黒ハリスのタックルを頂き振らせてもらうが…
これが実に難しい! 偏光グラスをかけていると竿しか写らない!

以後皆様方順調な釣果でなんとか袋叩きにあうこともなくイベント完了。
貴重なお時間を奪ってしまい本当に申し訳ありません。





安堵感と疲労感でいっぱいになったので、今日は早めに都内に戻らさせて頂いた。

皆様ほんとにありがとうございました。