シャロムの森(左手前)

今週もシャロムの森へ。
頑張って渡良瀬川目指していると、東北自動車道で追突事故に出くわす。
これで2週連続。場所もほぼ同じ浦和料金所手前の下り追越車線。あの辺りは鬼門ですな。

8時半になんとか現場到着。受付を済ませ、午前9時、LR分岐のところから釣行を開始する。

今日はとにかく丁寧にいこうと、抜き足差し足状態で近づきポイントに放り込むと、いきなり1投目で水面に反応がっ!
慌てて力強く合わせると魚が天高く宙に舞い、ハリスが頭上の木枝に引っかかる。
マメヤマメキターッ!
ハリスと写真どちらが先かとモタモタしてる間に、魚ポチャッと水面に落ちそのまま下流に消えてなくなる。
うーん、嬉しいような哀しいような…

1本目から幸先いいなとホクホクしながら上流に進むが今日はその先が続かない。
今にも降りだしそうな曇天で、空気も先週とは違い肌寒さすら感じる。
魚も瀬の終わりの落ち込みのところにいるにはいるが先週よりも数が少ないよう。
走られる数が明らかに少ない。

遥か先に堰堤が…
R1〜R6には無かったのでなかなか新鮮。

堰堤にゆっくり近づくと、左脇の溜まりの中に全身紅色に染まった綺麗な山女魚が!
シャアだっ! ヤツと勝負するしかない!

シャアの上流から毛鉤を流したが見切られる。やはり手ごわいな…

毛鉤を替えつつ1時間粘ったが結局ダメだった。
堰堤下をはねる細かい微粒の水しぶきで体が冷え切ってしまう。
ワシが堰堤の上にあがると、ヤツがまた泳ぎだす。賢いのぅ…

先に進むも走られてばかり。

しかたなく撮影がんばりモードに。

2つ目の堰堤。こちらも脇に岩魚がはってたが反応がシビア。

堰堤を巻くための目印もあるので大丈夫。

13時。ようやくL2入口に。長かった。

慎重にいったが淵手前で走られアウト。

活性が良くないのは気温のせいか、それとも大雨のせいなのか…

13時45分。L2終了。
立ち通しで疲れたので休憩をとることにする。

寒かったのでついでに昼食も。
水を車に忘れてきたので川の水で湯を沸かす。カップ麺でだいぶ体が温まった。

のんびりしてたら14時30分に。
L3には進まず、林道を下り、もう一度シャアに戦いを挑むことにする。

15分程林道を下ったところに張り紙。
L1の入渓点? あれ? L1って橋の下から入るんだと思っていたが…
HP上のドキュメントのほうが間違ってるのかな?

林道から逸れ、堰堤の上に降りる。

上から下を覗き込むとやはりシャアが泳いでる!

毛鉤を替えながら対峙。
何回やってもどうにも喰わんので、少し時間を置く。
最後、うつ伏せに寝転んだまま、羽根つきのロイヤルコーチマンをヤンパチ気味に投げ込むと5回目にバシャッとアタリが。
速すぎて合わせきれず。
今日はここだけで2時間使ったど…

結局今日は1尾…
では帰れないのでイブニングライズを狙うことにする。

車を止めてあるLR分岐まで戻ると、橋の上からコーチマンを慎重に垂らす。
毛鉤が水面に触れるやいなや水中にとどまっていた岩魚たちはびっくりして逃げてしまったので(どんだけシビアなんだか…)、一度毛鉤を水面スレスレの高さまで引き上げ、提灯釣りのようにフワフワと空中を漂わせてみる。

と、マメヤマメに反応が!

毛鉤が動くのに合わせ、明らかに毛鉤を追ってくる。それでは、と毛鉤を水面に着けると見切られて離れてしまうのだが、空中に戻すとまたなんだなんだと追ってくる。
せめてもう少し暗くなるまではと、30分程そんなこんなを繰り返していると、遂に針先に反応が! (激しく小さいけど)

釣ったマメヤマメの写真を撮影、リリース後、さらに暗くなった橋の上から水面を覗くと、ライズが始まり、魚たちが水面近くまで浮いてきて口をパクパクさせている!

フィーバータイム到来!

魚の脇に毛鉤を落とすと、いつも全く反応のない橋の下の岩魚、山女魚が、遂に竿にのった。

最後は無理やりだったけど、これでなんとか帰れるぜ!

うっ… いつの間にか暗闇の中に。

マイナス4尾で残45尾。