シャロムの森(右奥)

先週にひき続き今週もシャロムの森へ。

今日は3連休の初日。東北道が事故の発生もあって大渋滞となり到着は9時。
到着早々、前日山に迷いこんだ齢70の父を捜しにきたという家族とシャロムの森のオーナーが談話中。
禁漁期にも入ってるし、キノコ採りだろうか。無事だといいが…

早速R1の入渓点前に車を止めると、予約の入れてあるR3へ向けて林道を進む。

20分程頑張って歩くといきなりR4に着いてしまう。あれれ、行き過ぎたか…
慌ててR3入渓点へ戻り、9時45分遡行開始。
(沢へと下る途中いきなり魚に走られましたが…)

竿を出しながら30分程進んだ所で、先週釣果のあったイワナ溜まりに到着。
そっと池を覗くと、やっぱりイワナがのんびりと泳いどる!
毛鉤をキャストしてみたが、今日は見事に見切られる。粘ってみたが釣果なし…

11時前にはR3ラストの開きへ。
先週ここの脇の林道を無造作に歩いたら、開きに散らばっていた4、5尾のイワナたちが申し合わせたかのように上流の落ち込みへと走っていった。
同じ轍は踏まん。下流から身を屈めながら近づき毛鉤を放り込むと、しっかり追いには来たのだがあっさり見切られてしまう。

陽の光も差し込んで暖かくなってくる。開きでの釣りを諦め、しばらく休憩。

途中、社が。そういえばこの森のどこかに巨大杉があるとかないとか…

正午にはR4へ。
山女魚がペアリング中。もうそんな季節になりましたか…
近くにいるワシにも気づかず、毛鉤も追いに来ない。

13時過ぎても釣果ないままR5へ。
絡まり続けるハリスと折れかけてきた心。いったいどうしたものか…

この辺りになると林道からでも直接キャストできる距離なので、沢には降りず直接林道から毛鉤を垂らす。
と、突然TTCの岬の上で釣ってるあの間隔が蘇ってくる。
上から見下ろせる、こういう釣りはワシなんとかいけるのですよ!
流した黒カディスに戸惑うイワナ
食いつきたいのだがかなり迷っている模様。
1回毛鉤から離れ、壁際による。林道に人がいないか様子をうかがってるようだ。なんと慎重な!
頭しか出していないワシがさらに体をすくめると、安心したのか再び毛鉤のもとへ…
見える! ヤツの動きが!

というわけで13時40分。ようやく1尾目ゲット!
毛鉤が変な位置にあるのは気のせい?(笑

14時過ぎにはR6へ。

30分程林道を散策し、土管前に到着。ここから先は沢が分岐し、幅もかなり細くなるのでひとまず遡行終了。
ここでも山女魚がペアリング中。
遊び半分で毛鉤を放り込むと、退け!バカ野郎!といった感じで振り払われる。
ス、スミマセン…
とくじろう、いじけてその場をあとにする。

R6の土管。

Uターンして引き返す途中。
沢を覗くとペアリングするカップルに紛れて、上流から流れてくる葉のような固形物をイワナが狙っている。
最初のうちは少しつついては離れていたが、何も起きないとわかると安心したのかパクパク食いつき始めた。
2、3分に1回の割で流れてくるその肌色の固形物の色に合わせ、ワシも剣羽根ゼンマイ銅で勝負!

放り込んだ途端、勢いよく喰いついてきた! 2尾目!

結局。こちらのみがはぐれメタルに気づいているような圧倒的有利で、さらに一呼吸置いたような平穏な空気状態だとワシでもなんとかやれるのかと。
1時間に1尾でいいからしっかりペースを作って、気取られんように、空気に馴染みながら釣りせんとダメだなと思った。

マイナス2尾で残49尾。