毛鉤研究会10月 (激流釣り編)

さてここ最近、黒坂石川の源流域にある「シャロムの森」への遠征が続いているワシであるが、これがなかなかに苦戦続き。
本日はTTC(東京トラウトカントリー)にて、月1回の毛鉤研究会が開催されるので、ついでに源流釣りのコツについてもいくつかアドバイスを貰ってみることにする。

午前7時、TTC到着。

一番乗りかと思いきや横浜Nさん既にストーブ前でスタッフEさんと談笑中。いつもながら早いですなぁ。

残45尾を少しでも減らすべくワシも早速川へ降りてみたが…
昨日の天候の影響(台風の影響のせいか、水かさ上昇中。今日はいつも以上に手強そうだぞ。

せっかくなのでスローシャッターで。

東京トラウトカントリーで陽当たりがいいのは午前中。とりわけ早朝は芸術的な美しさである。ぜひ一度体験してみるべし。

このくらいの時間のTTCはワシも大のお気に入りである。

というわけで…

入りきれないほどの凄い人数であります!
(カラフルご夫妻、カリメロさんがこの写真の外におります)

だいぶ常連のようなイメージがありますが研究会のほうは初参加の茸子さん。
吉田毛鉤の吉田代表もいつも以上に熱心であります。

視線を手前に戻すと、甘いコーヒーさんにお借りしたハサミ、KAVA
これが吹毛剣のごとく切れる切れる。

代表や万年さんはまた違ったタイプのを使っている。
万年さんのはまだサンスイで売ってるらしい。

こう持つものらしい。また細いほうの刃はナイフのように刃先を当てて使うこともできるそうなのだ。

今日はMKさんが魔物(のようによく釣れる)と称している天候が荒れた日用のお助け毛鉤。これのレシピを代表が披露。

これ欲しいなぁ。あったら雨の日楽だろうなぁ。ぜひ欲しいよなぁ。
と念じていたところ、激しい争奪戦の末、現品を頂くことに! うしし! ありがとうございます!
レシピをものにするにはぜひ一度研究会に参加すべし。

今月のメモ。
カディスのエルクヘアを巻きつける時は締めつけすぎるとヘアが開きすぎてシルエットが崩れてしまうので、最初は針先のほうに向けて3回ほど緩く巻きつける。形が整ったら残り部分に対してきつく締めても形が崩れない。

う! オニヤンマ!
今年は蜂に襲われた会員多数だったのでこれは実にいいかも!

Gさん&雑木姫コンビから参加者に配布。助かりますです。

茸子さんからはお菓子が。ゴチになります

代表、宴のTさんは昨日シャロムの森へ行ってきたらしいので情報をむさぼり聞く。TTC同様かなり増水中らしい。
同じポイントからたくさん抜くには、棚から見えない位置に魚を落としてから取り込むとか、工夫が必要とのこと。これはかなり参考になった。

午後は外に出て様子を見てみる。まぁ穏やかなところも全くないわけではないが…

これはキビシくね?

と途方に暮れてるワシの隣のポイントでは甘いコーヒーさんが山女魚、岩魚を連発。

専属運転手さんもTTさんもしっかりかけたとのこと。隊長に至っては時速10尾だったとか…
あれれ? 釣れてないのワシだけ?

というわけで今日は早めに釣りに見切りをつけ、ハリスを補充しに、テンカラの聖地「上州屋狭山ヶ丘店」へ。

お目当てはコレ。フジノのテンカラハリスはホントに強い。ミディとともにオススメ。

秋山郷Uさんにはゼンマイを頂く。これで当分は大丈夫! 感謝!

明日は掟破りの平日シャロム釣行。
今日は早めに寝るのである。

みなさま、楽しい1日をありがとうございました。
お疲れさまでした。