毛鉤研究会1月 (釣法伝授)

昨日が比較的過ごしやすい1日であったのをうけて、今朝はおもいきってバイクでTTCまで行ってみることにしたのであったが、到着する頃には手と足の先が寒さで痺れてどうしようもなくなってしまった。
ここのところ寒さのせいか、中央道方面は道が空いていて実に快適なのだが、それでも下道経由だと2時間以上かかってしまう。排気量125ccを超えるバイクだと高速も走れるらしいので少し考えないといけないのかもしれない。高速使ったほうがやはり楽なのだな。
ということで東京トラウトカントリー、陽だまりの2F奥座敷へ。

今月の毛鉤研究会開始である。

まずは新しく参加されている方への毛鉤学講習と毛鉤巻き実習が一通り終わると、今月のテーマ「ハリを通しやすくかつ目立たないアイの取りつけ方」について皆で盛り上がる。

ぺたうろさんと一緒に毛鉤巻く隊長を撮ってみる。35mm(かなりの迫力)。

毛鉤の出来具合をチェック。24mm。

年代物の超小型三脚を代表に見せて頂いたあと…

毛鉤撮影の様子を撮影(なんのこっちゃ)。

背景の黒がキリリ描写を引き締めて実に美しい。
接写リングがひじょーに面白そうでなかなかに興味をそそられる。

11時過ぎには建物目の前の川に出て皆戦闘モードに。
といきなりペタウロさんビッグボスを釣り上げる。
ターゲットを見つけ出してから毛鉤を替え、完全に狙って釣りにいってるのが、ワシと違うところ。

ヘルプに入ったTTさんといっしょに。

「あそこにヤマメ。あっちのはイワナですよ」と指差して教えてもらったのだが、やっぱりワシには見えなかった。
うまい人に共通するのは、魚がよくみえているのと繊細な毛鉤を巻くこと。
ワシのは概してザツく荒いので、同じ場に出てもすぐに先細りになるんでしょうなぁ。

ワシも頑張ってみることにする。と、11:35 いきなりヒット。

11:45 続けてヒット。

11:54 さらにヒット。もう最初から全力でケバケバ稲尾さんを連投に次ぐ連投である。
おかげですこぶる調子がいい。と思っていた矢先、3回程ばらしたところでアタリがなくなってしまったのでしかたなく昼食休憩に入る。

午後も気合いを入れて頑張ったのだが、何回かばらした後、あたりが乏しくなる。
ぺたうろさんに貰ったミッジに替えたところ回復したが、それも全てばらしてしまうと15時前には外気が冷え込み始め、チャンスがなくなる。

そんな中代表に呼ばれたので大渕前へ行ってみると、突然岩の上で扇よろしく竿を上下に振り始める代表。
ラインに叩かれた水面がバシャバシャと音をたてた後、なぜか水中の魚たちがにわかに活気づき、しばしうごめいた後、魚たちがワッフル状態に。

見定めたように毛鉤を入れ直すと、魚があっさりと釣れる。
どうしても活性があがらない時は管釣りによってはこのような「最終奥義」で状況が打開できることがあるらしい。
ビッグボスもつられて前のめりになっているのが確認できたほどであるので、これは自分でも試してみなければ。

その後はドライフライを使った誘いの実演も見て、この寒い時期でもまだまだいろいろなことができるのだなとかなり参考になる。

風も強くなる中、ぺたうろさんにも同行して頂き、Tさん家や小橋下も狙ってみたが、後半は絶不調で釣果伸びず結局3尾のまま。残り7尾のところで本日のお開きとなってしまった。

Orz…