2014初シャロム

右肩に違和感を覚えてからはや1ヶ月。
痛みはかばっていた首筋にまでまわり、手まで痺れるようになってしまった。
なんかへんだ… 肩自体はグルグル回せるんだがなぁ。

天候も穏やかな絶好の釣り日和が続いているだけに、1度どこかへ出撃したいのだが、なんにしろ前屈みの姿勢をとっただけで肩痛と腕の痺れがひどくなるし、この状態でのガチ沢釣行はさすがに怖い。
ザックを担がないでもいけるようなもう少し緩やかなとこ…

そうだ、シャロムへ行こう。

んなわけで、ワシの今シーズンの肩慣らし初釣行は「シャロムの森」に決定。
日曜早朝に出立し現地を目指す。途中草木湖にて休憩。

受付には7時半過ぎに到着。
オーナーの話では魚のほう順調に増えているとのこと。これは楽しみである。

午前8時半。分岐橋下で試運転開始。魚影濃し。瀬の中に5、6尾の山女魚。
橋の上から上流に向けて#16のCDCを放つ。小ぶりな山女魚が反応して水面ではねたが、うまくのらない。

9時を過ぎたところで諦め、LR分岐を右のR1のほうへ進み遡行開始。
しばらく進むと、いきなり山女魚が3、4尾いる溜まりに足を突っ込む。
山女魚のほうもびっくりしたらしく、溜まりの中をどえらい速さでグルグル回る。
それにしても魚、増えとりますなぁ。

10時。魚影は濃いが、守備力も下がっていないことを悟る。
ここまでばれたり、のらなかったり。落ち着くため1回休憩。なんとかならんもんか…

休んでいる間に山女魚がまたリラックスモードとなったので、CDCをキャスト。と、またばらし。
ワシのはアワセが強すぎるののか、かかった瞬間に魚がすっとびそうになる。
で、とととっと慌ててゆるめるタイミングで、魚のほうもブルブルッとして、せっかくかかったのが外れてしまう。

次かかったら陸にすっとんでもいいからとにかく抜いちまおう。

正午前。R3入ったところにある深瀬。素早く陸に引き揚げたらうまくいった。
射程圏に入ってから5分程じっと待ったのも功を奏したのかも。

ようやくの1尾目がいたヒラキの終わりの肩の部分。

先を進むと土砂崩れで流れがせきとめられている。昨年末に代表からチラリと話を聞いていたのだが、倒木と堰き止めでカオス状態。ただ羽虫の数も山女魚の数もハンパなく、ライズ多数。
それにしてもすげー迫力。さしづめ山女魚たちの重慶マンションといったところ。

マンションの住人を1人出しました。
ここは何尾でも釣れるんじゃなかろうか。

12時半。R3のメイン部へ進む。
左方の反転流の巻きの中、水面直下を狙い優雅に泳ぐ大きめの山女魚の姿。上流の瀬には小さ目の山女魚が5、6尾。
CDCから#18の茶剣羽根ゼンマイ胴にスイッチ。

CDCには食いつかなかった上流の瀬のは、茶剣羽根には反応。しかしのらず。

反転流の中のは、しっかりのったがばらす。
まさかかかるとは思わず油断しました。

あきらめて前方へ。
瀬の中に山女魚2尾。上流の深みの中に走られたが、じっと10分程待っているとまた瀬に出てきた。
めがけて毛鉤を流すと、脇にいたのが横から飛び出てきて…

ついに出た。待った甲斐があった!

14時。R3後半のメインイベントゾーン。右岸に沿って倒木の間を進む。

ここは開きにあわせて5,6尾の山女魚たちが大きく散らばっている。
左端ので1回ばらし。真ん中のは抜いたら下流のほうへすっ飛んでいってしまった。
思わず立ち上がった瞬間、全山女魚たちに走られる(涙

すっ飛んだのはまあ4尾目の釣果とみてよいでしょう(笑
場を落ち着かせてから、残りの右半分にトライ。反応あったがのらず。

14時20分。ようやくR4の入口へ。
久しぶりの沢釣りでかなり疲れたので、様子だけ見てあがることにする。

R4前半のメイン部分。ここは午後も日当たりがいい。
ただしこの辺りまでくると脇の林道のほうも若干荒れ気味となり倒木が多くなってくる。

今回はがっちりしたカメラザックのかわりにloweproのカメラケースを使用。
ぺたうろさんに教えてもらったチェストハーネスをつけて釣り上がった。
面倒くささがないし、今まで使ったものの中では一番しっくりくる。

ということで15時半。分岐橋まで戻りようやく昼食。

昼食中ももちろん橋下のを狙いましたよ、ええ。
橋直下のは毛鉤が水面に着水した瞬間に走るし、前がかり気味に瀬まで出てきているのもガード高し。

そんなシャロムの森。

明日以降の肩の調子がどうなってしまうのか、じつに興味深い。