完成間近

自作防音室の作成もだいぶ落ち着いてきた。残るはドア部分くらい。

押入れの中を改装。遮音シートを3重にしてタッカーで壁に打ちつけた後、フェルトの緩衝材を挟んで、厚さ50mmのロックウールボードで囲った。
断熱効果もついてしまっているのかよくわからないが、とにかく中はもう尋常でなく暑苦しいことこの上ない。

床は100mm。さらにその上に絨毯。LL45等級とか、もうそんなレベルでないね。

というわけで7月後半より毛鉤箱仕掛け巻きの作成を再開しております。

切削のほうはだいぶ落ち着いてきたが、ここのところの課題は接合部に使う磁石。当初はケースがずれないように1mm突き出す方式で検討していたのだが、思いのほか苦労の連続。
少しきつめになるように磁石用の穴の直径を0.02mm小さめに削ったところ、これが大失敗。磁石が入らなかったり、SN逆さまにはまったり、はたまた途中まで入ったところで瞬間接着剤が固まってしまったり…

無理に力を入れると木が割れてしまうのです。
割れるたびに1週間分の切削作業が無に帰す。そんな毎日の連続。
木工はひたすら忍耐。精神修行を強いられますな。

しまいには出っ張りを削ってしまおうと文字通り火花散らしながら金属を削ってみたところ、削り終えた頃には熱のせいなのか衝撃のせいなのか、よくわからんがすっかり磁力が失われてしまっていた。

というわけでモデリングしなおし、仕掛け巻きシャム柿バージョンようやく完成。

よく見ると補修の跡あり(見逃してくだされぇ)。

ただ今2つ目を切削中。
これ以上アクシデントがなければ週末には間に合う予定。

(4つ失敗してシャム柿を使い尽くしてしまったので、2つ目はケヤキで作成中であります)