打開

今季5たび目のシャロムの森。今回も渓魚を追う。
前回の釣行は途中滑って転んだり、竿を折ったりとかなり酷すぎたのだが、今回は果たしてどうなってしまうのか…

紅葉もだいぶ本格化しております(今日に限っては残念ながら雨も本格化しておりますが)。

さてさて…
まずはサングラス。今回はこれを新調。前回のように釣行中落とさんようにとさらに紐もつけてみた。これならもう置き忘れることはないし、そもそもバックアップと2つになるし、これなら万全。
TTCペタウロさんから借りて試してみた時に明るさが印象的だったTalexのイーズグリーン。これがいい。

でカラーは簡単だったのだが、迷ったのが度の入れ方。
ワシの視力は裸眼で0.01程度。普段はコンタクトレンズでこれを視力1.0程度に矯正していて日常はこれでなんの不自由もないのだが、こと毛鉤のアイへの糸通しとなると、この半年ですっかり進んだ老眼化によって最近は困り果てることもしばし。うーむ…

よく調べてみるとTalexにもいろいろ度を入れられるらしい。
なかには2重焦点(バイフォーカル)というタイプもあって、使いやすそうなそうでないような…
なかなかに迷ってしまうのだが、しかし冷静に考えてみると沢で毛鉤を交換する際は、周囲も薄暗いしサングラスなぞどっしりかけてもいられない。レンズに細工を入れてしまうのはコンタクト常用のワシとしてはなんだかビミョーな気配が漂う。うん、これは漂いすぎる。
ちょうどコンタクトの在庫もきれたところだったのでビックカメラの医師さんに相談してみたところ最近はコンタクトレンズにも「遠近両用タイプ(さらに1日使い捨てタイプも!)」なるものがあって、こいつなら近視も遠視もカバーできるらしい。
検査も無料、サンプルも3日分無料ってことで今回視力矯正のほうは貰ってきたこれを試す。

(ひとたびコンタクトを外すと「毛鉤しか見えないモード」になってしまうワシの視力@昨夜半)
(代表直伝のフェザントテールをせっせと巻く)

さて、本題へ。
到着したのは朝9時。今日もあいかわらずの空模様で、残念ながらしとしとと雨が降る中の釣行となる。釣り人もまぁおらんので贅沢といえば贅沢な環境。

前回はL1、L2で惨敗したので、今日は最近練習しているロールキャストを試してみる。
バックキャストなしで低空をそれも遠くまでぶっ飛んでくんだから、これを覚えない手はなさそう。
この渓の前半、特にL方ではいつも調子が悪いので、今回前半はフライロッド、後半はてんから竿の適材適所で勝負。
今日こそ全部とってやる! そう意気込んではみたものの…

予想通り!?釣りにならず。
てんから以上にフライはまだまだ練習不足ですな。枝がかりしまくりで糸継ぎまくり。
沢を進めば進むほどもの凄い勢いでリーダーが短くなってゆき、しまいにはテーパーの部分までなくなり始める。このまま進んでもしょうがないので、R1の中でしばらくキャスト練習。
継いでるてんからハリスと合わせて、かなり短くしたところちょうど塩梅が良くなった。

というわけでR2はすっ飛ばし、R3の入口で飯休憩をとってからR3アタック開始。
狙うはいつものあそこ。

出た! 蚊の#18。小さいのがよかったのか、見切りもなく、その後もう1尾。
遠隔で敵を倒せるのがなんだか不思議な感覚!

雨が強くなってきた後も、深瀬にトライしたが、毛鉤を枝に奪われてしまったところで心が折れてしまった。さすがにもう少し練習せんとどうにもならん。

その後はLR分岐橋手前の大きな瀬まで戻り、ひたすらキャスティング練習。
これはこれでかなり面白い!

いっそのことこれをリール替わりにしてみたらどうかと、不思議な妄想にとらわれる。疲れてますな。

最後は「次こそ晴れますように」とお願いをして、戻ってきました。