毛鉤研究会(10月)

秋も深まりつつある奥多摩。紅葉のピークはもう少し先だろうか。

空気もすっかり秋色の毛鉤研究会
ここのところ小中学生、それも三平並みのかなりの勉強家の参加が相次いでいて驚かされることばかり。

なにしろちびっこたちがこんな毛鉤箱や…

こんなウィンドウケースを持参してくるので、一同唖然とするより他なく。
来年のKカップがいったいどんなことになってしまうのか、今から楽しみなことこの上ない。

さてワシにもいいことがあった。
前回のシャロム釣行で破損してしまった渓愚スペシャル。
なんと毛鉤会のGさん、KGさんより同製品の破損部分のスペアがあるという知らせを頂いたので、お言葉に甘えありがたく頂戴することにした。
(Gさん、KGさんありがとうございます!)
なにしろもう修理のきかない竿であるので、これはもう只々ありがたい限りであります。

研究会の開始が朝9時になり、少し余裕があったので、ポンドに出て皆で新竿を吟味する。
代表のと秋山郷Uさんのを振らせて頂いたのだが、同じものがベースなのに硬さが微妙に異なる。Uさんに確認したところ、竿先の長さを若干替えているらしい。
秋山郷さんの自作テレスコ竿には前々から興味があり、話を聞いているうちにすっかり引き込まれてしまいそうになったが、ここはなんとか我慢。ワシの性格からして、自作竿の迷宮世界に入り込むとほぼ確実に抜けられなくなるに違いないからである。

というわけで、その後はたむさんとシャロムの釣行情報の交換などしながら、講義の時間へと入っていく。

ワシもシャロムで使ってみた毛鉤の有効性や弱点などを聞きながら修正点を確認する。
さらに「フェザントテールニンフ」の巻き方もしっかりいコツを教わる。ありがたや!

頑張って巻きに入ってみたが、目の調子がどうもよくない。
ここのところ薄々は感じていたが、いよいよワシも老眼の洗礼を受けざるを得ないそんな歳になったようだ。
シャロムでも土砂降りの雨の中、毛鉤にハリスが通らずウンウン唸り続けるハメになったので、なんらかの対策が必要な模様。

ストリームではペタウロさんが練習を続けていたので、ワシも深瀬を試す。

とここで嫁から電話。朝から調子が悪いので早めに帰ってきてくれ、とのこと。
声がだいぶしんどそうであったので、昼食をとった後、早めに帰宅することにした。

というわけで、季節の変わり目は風邪に注意でございまするな。