課題

寒い。あまりに寒い。
ここんとこ体が冷えすぎてよく眠れないので、ついに暖房のスイッチをいれて寝てみたのだが…
おかげで完璧に寝過ごし。家を出たのが朝6時半。シャロムのオーナーには午前9時到着予定と伝えていたので、絶対間に合わんなと思ったが、どういうわけか東北道が空いていてなんとか9時に到着。これは幸先よし!

今月はフライ力向上月間!?のため、前回に続いて前半をフライ#2、後半奥地をてんから(小柄27)で頑張ってみようと思う。
今回のシャロムの森の入渓ポイントはR3〜。急遽予約を入れたわりにはなかなかいいところを取れたもんである。
30分程で着替え、R3入口の橋の下へ。
覗いてみると瀬の裾のところにヤマメが3尾、前方に1尾。午前中は日当たりもいいので、ここは鉄板!
蚊の18番を放り込んだところ、毛鉤が合わせ切れ。
新しい毛鉤をしっかり結び直し再投したところ、今度はあわせるのと同時にリーダーとハリスの結び目のところで切れてしまった。
それでも残っていたので3投目を試したがさすがに見切られ、岩の間に隠れられてしまったところで終了。
昨日の講習で宮崎先生に−キャストした後はしっかりスラックを作れ−とアドバイスを受けたばかりだったのだが、うまくいかせず。実にもったいない。

R3は大きくわけて5箇所ほど山場があるように思う。
最初の橋の下。小岩のところ。重慶マンション近辺。深瀬とその奥の壺。大きな淵とその開き。
なかでも重慶マンションの辺りはポイントが目白押しで、ここだけでチャンスが4、5回のお助けエリア…

というわけでそのうちの1回(大木の被り下)で天の恵みに授かりました。

とここでなんとハリス(0.4号)を使い切る。それも2巻き分!
適当に交互に使い分けていたのがいかんかったらしぃ!

頼みの綱の1巻き(0.6号)で頑張ろうと決意した矢先、なんとこちらまで使い切ってしまう!
3巻き同時かよ! もぅ笑うしかない。

どうしたものかとR4の入口のところで考えていると、林道の上のほうから軽の4WDがガタガタ音を立てながらやってきて、ワシの前で止まるなり、中の人が「どうですか? 釣れますか?」と声をかけてくる。
なかなか苦戦してますのだと伝えると、ヤマメは遠巻きに1回流してガンガン釣りあがり、岩魚は岩の下を2、3回繰り返して流してみて、とアドバイスをくれ、走り去る。
としばらくしたところで、1年前にも同じようなアドバイスを受けたことを思い出した!

確か顔も同じ。嗚呼、あの方であったか。
話から察するにオーナーのお兄さんかなんかなような…

まぁええわ。いずれわかってくるじゃろう。
カップラーメンをすすってハリス切れ対策をゆっくりと考えた結果、テンカラの仕掛け巻きについていた仕掛けを小柄に結んで最後の1勝負に出ることに。
軽く試し振りをしてみる際の圧倒的な開放感! テンカラ竿の振りやすさハンパねぇ! もう楽勝だぜとばかりにR4の流木溜りのところに浮いていたヤマメの前に毛鉤を流したところ、しっかり食いついてきたので、えぃっとばかりにあわせると…

もの凄い勢いで下流のほうにヤマメがすっ飛んで消えていきました。

結局蚊の18番で7バイト2バレの釣果2尾。
見切られ率はかなり減ってきたが、もう少しキャストのコントロール精度を高めないと、まともに遡行できてもツ抜けるのは無理ですな。

ススキの穂が頭を垂れる晩秋。今シーズンも終わりが近づいてきたようです。

来期に向けてしっかり練習に励まねば!