フライ教室9回目

心配だった昨夜の雨もあがり、降雪もなかった模様。
今日はTOKYOトラウトカントリーのフライ教室に参加するため車で奥多摩へ。

到着。とテラスから水辺を覗くと…

なんと野生のカモシカ

おお!運転手さんまで復活!
(リハビリ順調のようです)

MKさん、K隊長はストリームで自身の課題に取り組んでいる模様。

というわけで、ワシも早速本題に入るのだ。

今日の教室参加はワシ一人ということで、個人的な課題であるアンダーハンドキャストをリクエスト、PrimeTimeの宮崎先生にマンツーマンで教えてもらうことに。
寒い時期はフライにしろてんからにしろ渓流釣り教室の参加者が少なくなるのだが、ハッキリ申し上げるとこんなチャンスこそめったにない。興味がある方はこの時期にこそ参加されることを強くお薦めしたいもんである。

でまずはじっくりとワシのキャストを診てもらうのだが、ここで使ったのがなんと先生のバンブーロッド。#6のシューティングヘッドとラインの組み合わせ。先生お手製の大リーグ養成ギプスに相当緊張! このワシに果たして使いこなせるだろうか…

おそるおそるラインをまっすぐ(ここ大事)水面に出してみる。
リフト、ボディターン、ハーフサークル…ストップ。
この時にワシのはティップが体に正しく引き寄せられていないとのこと。ハーフサークルの最後はロッドが顔のすぐ横、耳の辺りにきてないとおかしい。早速重点的に修正する。
続いてシュート。ここもいつもドリフトが入らず肘が下がったまま投げて苦しくなる。キャストの最中に肘に上下が入ってくるってのは、てんからではやったことのない動きなのだ、これ。
リーダーが水面にタッチするまでにティップの高さを変えないまましっかり肘をあげ、肩を中心に腕を回し下ろして、肘を体にひきつけるように、加速しながら最後はしっかり止めるように、その際手首は開いたまま(これも難しい)と次々にアドバイスを受ける。
なるほど。
やってみるとカツーンとティップがはじかれるタイミングで反動がラインに伝わり、動き出したラインがするすると伸び、最後横にターンが返る。嗚呼この軌跡。あの時見たのはコレですよ、コレ。
ロッドを自分のに持ち替え、カツーン、カツーンと練習を繰り返すと、ラインが次第にしっかりと伸びるようになった。
うーむ、実に気持ちええですなぁ。
リーダーが水面にタッチする位置もいろいろ変えてみる。
リフトした後に(左利きの場合は)ラインを自分の目の前で時計回りに大きく回転してみて、と言われた通りにやってみると、回転の終わる頃にはしっかりDループが形成されておる。こりゃラクチン(ただし荒れた動きになるので注意して使用せよとのこと)。
「シュート時のホールはもっと遅く」「右手を離さんとリーチキャストになりますまい」とポンドでひたすら課題を練習するうち…

自分でも見違える程良くなってきてしまいました!
(宮崎先生に感謝!ありがとうございます!)

こりゃアレだね、来期はいっちゃうかもしれんね。ツ抜けちゃうかもしれんね。

と、相変わらず状態のワシではあるが、「冬季の管釣教室参加は強くお薦めできる」と結論が出たところで、今日のお開きとさせていただきます。 ノシ