アンダーハンド講習会@柳瀬川

うーむ…30年以上の時を超え久方ぶりに訪れてみた柳瀬川駅前の「ぺあも〜る」。頭の中のイメージよりだいぶ寂びれてしまってはいるが、この辺りのこの雰囲気、なんだかひじょーに懐かしい。
今回は奥多摩のTOKYOトラウトカントリーのスタッフさんより、柳瀬川でアンダーハンド講習会があるというのを耳にし、急遽参加することにする。

はるか遠い昔まだ小学生だった頃。隣町に住んどったワシは学校帰りにここのモールの2Fにあったゲーセンに入り浸っていたのだが、ある日突然偵察にやってきた学校の先生にみつかり、翌朝教室の黒板の前に呼び出されて角棒で尻を思い切り引っぱたかれ、トムソーヤーよろしく猛烈な痛みで涙がたいそうちょちょぎれたことがある。
あん時は相当やられたよなぁ…そんな苦い思い出をかみしめながら駅前で待っていると主催者さんが車で登場、ご一緒させて頂いて川向こうの線路下左岸へ。

簡単な自己紹介をしながらお互いを確認すると他の方は皆この講習のリピーター。なんでも5年程前から冬季を中心に集まって練習をやっているらしく、そんな中練習始めて3ヶ月のワシが今日1日しのぎきれるのかいささか不安にもなったが、そこはまずやってみましょうということになり、今日の講師のティムコ近藤さんのデモを見た後、その面前で竿を振ってみたのだが…

中でも今回のワシの重点目標となったのは…

45度のリフト完了時にしっかりラインが落ちるのを待ち、竿に負荷をかけられる状態を作る
ハーフサークル後はしっかりストップ、この時後ろ脇を覗きDの形成を目視する

この2点。

また普段は奥多摩で源流釣りを頑張っていますと伝えると、渓流釣りのTIPSとして時計回りのPickup(自分の左にラインがある場合)に加えて、反時計周りのPickup(自分の右にラインがある場合)〜からのハーフサークル(ここもしっかりストップいれるべし)も教わる。

ワシの竿でも近藤さんに投げて頂いたのだが、もう素晴らしいというより他ない。
生きているかのように静かにとける軟らかいループ。直線的でありながらフリスビーのようにゆっくりとした動き。
低番手のアンダーハンド、やはりなんとかものにせんといかん。

その後は他の参加者の方のGASSの#4をお借りして振ってみたのだが、これが実に難しくなかなか飛ばない(汗 同じ竿なのに!
やはり基本の技術がしっかりしてないとダメなのだなと強く実感。
なにしろOH&Dヤマメは握る手に力を入れるだけでも楽に飛んでしまうので、勉強するには不向きかもしれない。

#4竿のオーナーの方に手首や握りのコツを教わったりしてるうちにお開きとなった。

もっともっと練習しなければ!