フライ教室11回目

先週は楽しみにしていたKカップを急遽辞退せざるを得ない状況となってしまったので、今週は気持ちを新たにTTCの渓流フライ教室へ。
今回はフライ初めての方がおられる模様。しょっぱなの室内講義もいつも以上にじっくりと進行していきます。

Kカップ用に納品させて頂いた自作仕掛巻「巴1号」の後続、2号、3号も続けて完成に漕ぎ着けたので、これは製作過程でいろいろとアドバイス頂いたTTCの先生方へ献上させて頂くことにした(ここまで遅れてしまい真にすみません)。
次はまたまた半年以上お待たせしている秋山郷モデルへ挑戦せねば!? 該当モデルは現モデルから直径で20mm程度小さく… うーむ、悩みますな。これはまたいろいろと試行錯誤が必要でしょうね…
品川のK隊長からはフライラインを譲って頂けるということで、お返しの巴4号も作らねば。とその前にぺたうろさんにプロトタイプというのもあったな…

…このあたり、あまり根を詰めずに気長にやっていきまする。

講義の後は外に出てキャスティングの実習。
フライ初めての方にはロッドの継ぎ方から丁寧に教えて頂けるのがありがたいですね。
で、今日はぺたうろさんのお知り合いの方も参戦。LOOPロッドにOH&Dヤマメ#3という構成にはワシも親近感を覚えずにはいられない。

キャストが落ち着いてくると川辺に降りての先生のデモ演習に続いて各々実釣開始となります。
で実際にやってみるとこの辺りの川の流れはなかなかに速く、クロスに投げた後、普通に流したままだとやがてラインのほうが先に流芯に引き込まれ、対岸のヘリにある毛鉤もそれにひきずられ、引っ張られ、せっかくのお膳立てが台無しに…
短い距離を上から釣るてんからではあまり問題ではなかったのだが、フライでは長い距離をキャストできるそのメリットの分、リーチキャストをしたり、はたまたラインを適度な間隔でぽんぽんと水面から剥がしたりと、対岸の毛鉤を動かさない為の独特の制御が生み出されたんでしょうね。

渓流毛鉤釣り、実に奥深し。