渓流フライ教室3月

仕事のほうもひと段落しつつあるので、フライフィッシングの釣り勘を取り戻しにTOKYOトラウトカントリーのフライ教室へ。

今回の参加者の中には小学生も。かなり熱心に聞き入っていました。

講師は宮崎ロッド・Prime Timeのフライロッドビルダー、宮崎先生。

ポンドでキャスト練習をした後は、大淵で実釣練習。

毛鉤を自然に流すためにスラックを入れることの必要性やメンディングのやり方など渓流フライ釣りの中でもかなり実践的な練習をしました(4月には小菅川でも講習があるそうです)。

午後からはインディケーターも使っていたので著しく進歩したのではないでしょうか。

穏やかで暖かい一日となったのでワシもドライフライ中心に試してみました。
ふわりと着水した毛鉤に魚がそわそわと吸い寄せられていき、ついには水面をわった時の快感はもう筆舌に尽くしがたい!
大岩の上であぐらをかきながら大淵中のポイントにキャストできるのもフライならでは(座るなボケッ とよく怒られますが)。何尾かドライフライで合わせることができました。

このまま一日頑張ろうかとも思いましたが、時間が経ち、次第に人の圧がかかってくると魚側も防御態勢をとるようになり、やはりドライフライ1本ではかなり苦しい印象。
それではということで重い毛鉤も試したところ、今度は全部くるりんぱキャストになってしまい(近場を狙ってやるのはそれはそれで重要な戦術なのですが)、キャスティングが覚束ない状態となりました。
先生に聞いてみたところ、重い毛鉤の場合はバックキャストする前にしっかり水の中からフライを抜かないといけないし、ティペットも短か目にしておかないとなかなかに難しいとのこと。

ここは流れも強いし、来週行われる毛鉤釣り大会「Kカップ」では相当ウェイトのある毛鉤でないと底に沈んだ大物を釣るのは厳しいかもしれません。

テンカラの達人、K隊長の状態もちらり覗き見てみましたが、こちらはキレキレで準備万端。
荒々しい激流の中、ヘラ浮きのように目印もついた透明ラインで、ラインをビタ一文水面に着けることなく、筋を流して水中のアタリを取る。まさに鬼! 鬼神!

ワシの中で出来上がりつつあるイメージとしては、広さのある横釣りフライ。高さのある縦釣りテンカラ。

そんなこんなを考えながら「川よし」へ年券手に入れるついでにタングステンの○○買いに行ってみると…

買い占められたのか既に品切れになっていて泣けました(笑