毛鉤研究会 4月
月に一度TOKYOトラウトカントリーで開かれる吉田毛鉤の毛鉤研究会に参加してみる。
事前にメンバーのナベさんから吉田式テーパーラインの作り方のリクエストがあったので、研究会前の時間を使って吉田代表が実践形式でレクチャー。
ハンガーと洗濯バサミでもできてしまうのがいい感じ。同じ方向により合わせたライン同士をさらに逆回転(放置で勝手に回転)でより合わせる。
何十本と研究を重ねた代表ならではの黄金比がある模様。
志高く自分専用のライトセーバーを生み出すためにマスターヨ(シ)ーダの弟子となったルークと…
レイア姫。
終始無言のまま一心不乱にラインをより続ける二人を見ていて言ってやりたかった。
(やめとけ! フォース(テンカラミディ)を使え! フォース(ソフトテンカラ)を!
このままいくと間違いなくのめりこみ、時空の狭間から亜空間に落ちて戻れなくなるぞ…)
ワシも一応ハンガーと洗濯バサミを用意していったのだが、肝心の1号ラインが用意できず(スタッフさんが貸してくれると言ってくれたのだが、大量に使うようなのでどうにも気がひけてしまった)。それに何よりワシの心に恐怖が芽生えてしまい拒絶反応が!
なぜならば…
ワシはもうとっくに亜空間に落ちてしまってるのだ! 満足に釣りもできずに!
もうどっぷりなんです。勘弁してください。
だいたい研究会にはこんなの作ってくる女子中学生がいます。
なんだこの輝きは! おかしいだろ、このクオリティは! こんなん女子中生が作るもんじゃねーよ。
ワシのこさえた仕掛巻きだってそう。ラインがしっかり止まらないとクレームがきました。
ラインの細さに負けじと0.15mmの刃で切り出したら目がしょぼしょぼになりました。もう細すぎてよく見えません。
継ぎ目なんてあったらまたクレームでしょう。継ぎ目が隠れるように毎晩サンディングしてたら手が痺れてきました。アル中でもないのに。
塗っては磨き、また塗っては磨き…
まだお正月だし10作目にして自分用をと丁寧に作っていたらいつの間にかもう鯉のぼりの季節になってしまいました。
川よしで似たのが120円で売ってるのに!
さてさて。今回の毛鉤はドライ用のと水中用のでは使うマテリアルも違うってことを学習。
横浜Nさんがカメラストラップを手に入れたと持参してこられたので代表のと比較。
くりぼうさんやきょ→じさんのも見ましたが、CottonCarrierのがしっかりしていて良さげな印象。
午後からはゆっくり釣りでも、と考えていたらなんとラインを忘れてしまったことに気づく。
急遽K隊長に仕掛を作って頂いてしまいました(しかもいつぞやのヘラウキライクなラインで!)
助かりました。ありがとうございました。