ヨラン・アンダーソンを見に行く
アンダーハンドキャスティングの生みの親、ヨラン・アンダーソンが日本に来ると聞きつけたので、TIEMCOのイベントに申込み。40人の定員枠は既に埋まっていましたが、キャンセルが出てなんとかチケットを得ることができました。
その後、では実際に投げてみましょうということになり… (凄い数)
公開処刑されていきます(笑
ワシから見ると、どの人もかなりの上級者に見えてますが。
せっかくなので、わしももちろん診てもらいますが、それにしても、あぁ、まずい。緊張しますな!
久しぶりの失笑必定のこの感覚。まぁ恥ずかしさはありますが、客観的に診てもらえるのは大変ありがたいです。
次の方… 次の方…
と病院の診察室のようなやりとりが続き、いよいよワシの番になります。
左利きなので岸から3mほど水中に入って仕掛けを下流に流す。ラインが伸びきったところで、下げていたティップを持ち上げリフト。ボディターンからハーフサックル、ストップ、シュートしたところでスピーカーから声が。
「ダウンストリーミング(方向転換しない)のキャストではリフトはそれほど高くする必要はないんですよ。アップストリーミング(方向転換を要する)ではリフトを高くする必要がありますが。実際の小渓流の釣りでは、このように投げることも多いよね」
と実際にキャストしてみせる氏。竿を斜めに倒し、ラインもより水面に近い低いところを飛んでいきます。フリスビーのようにラインがツーッと伸び続けるのはさすが本家、元祖といったところ。思わず唸り声をあげてしまう。
「ホールのタイミングもおかしいので、もう少し早くホールを始めてからシュートしたほうが良いな。シュートも竿側の手よりむしろホール側の力を強くするよう意識すること」
#2のGASSはわし一人だったかと思いますが、わしはこのラインで出るこの軌跡が大変好きなのでなんとかマスターしたいです。
藪下をツーッと通せるようになるまで、諦めず練習を続けよう。
教室等で何回か一緒になっている○○ムランダーソンさんも参加されていました。
氏からは「練習のしすぎの上級者にはよく見られることだが…」と指摘。
ワンポイントと言いつつも、一人一人丁寧にアドバイスがあるので、当人はもちろん、みているほうもかなり勉強になります。このスタイルはぜひ続けて頂きたい。
patagoniaの防水ザックを使われている方を見ました。この間の釣行時にみて大変気にいってしまったのですが。
買うか、買うまいか。さぁどうしよう…
全員診てもらうとお昼になってしまったので、昼食後、再び質疑応答形式のミーティング。
けっこう話される方なので、回転の遅いわしの頭では内容を吸収しきれませんが、頭に残ったのは
アンダーハンドは短い距離を釣るためのキャスト。ショートストロークで静かに釣る。
ラインの力を100%発揮するにはラインがU字型に平行で飛ぶ必要がある。そのためにはロッドの調子もかなり重要。
もちろんアンダーハンドが全てではないし、各々の技術を混同しないように学ぶ必要がある。
なかなか面白かったので、DVD出して貰えませんか(笑 売れると思うんだけどなぁ。