毛鉤研究会(6月)

あいにくの空模様となった今月の毛鉤研究会。
ここのところ雨の日が多く、なかなか沢に入れそうな気配がない。

と思いきや、TTCに着くなり、無線で連絡を取るMKさんの姿を発見。
なべさんやきょ→じさんは早朝から様子を見に山へ入っていたらしぃ。凄い情熱!

午前8時。座敷に移動し研究会スタート。

秋山郷Uさんより、先月話題にあがった横浜Nさん発見のアイ用素材をわけて頂く(ありがとうございます)。
このアイの部分の大きさや硬さも釣果に影響するという話がかなり参考になった(詳しくは研究会でどうぞ)。

今月は『夏の源流で使用する毛バリ』をテーマにわきあいあいと語り合う。
ここのところの長雨。先行沢釣行に出かけられた方々の感想を伺っていると、ドライだけではやはり厳しいようだ。

吉田代表に目玉つきを巻いて頂きました。

目玉のリアル感が凄い。自分もTIEMCOの似たようなのを買ったのだが、ハンマーヘッドのような形になってしまい、うまくいかなかった。

超人師弟コンビ、ロビンマスクウォーズマン。ここがタッグを組むと非常に奥の深いテンカラ話となる。

大宮Tさんの年代ものバイスセット。ギミック満載でそそられますなぁ。

特にこのボビンホルダー。ミシンについてるのをそのまま使える感じがナイス。

このハサミも面白い。

ワールドカップの次の対戦相手はコロンビア。

往年の名プレーヤー、バルデラマの頭のボサボサでボヘミアンな感じを再現させるべく、CDCとビーズヘッドを合体させてみました。遠藤よ、日本のバルデラマになれっ!

吉田代表からは仕掛巻きを頂いてしまった。味わい深い色合いを焼印でビシッとしめている。
ん? この上部の小さいヘコミの部分はなんだ…

なんと目玉がピタリとはまる仕様! これは凄い!

ワシもここ数日いろいろと考察しているのだが、仕掛巻きって、毛鉤をかける竹ひごの部分の設計になかなか苦労する。実物を見て、いろいろと工夫してあるのが参考になった。

早めに帰宅すると、毛鉤箱という名の仕掛巻きの設計作業に移る。こちらもいよいよ佳境に入ってきた。

上蓋をつけたら思いのほか太くなってしまう。うーむ、蓋は鬼門かも。
せめて市販の仕掛巻きの厚さと同等に抑えないといかんのだが…
収納部も竿の口栓がどうにかギリギリ収まるかどうかといったところ。

いばら道が続くのであった。