惨敗
先週は台風直前の雨に祟られ釣りにならなかったので、週末のリベンジに向け毛鉤を増やす。
フェザントテール(コック)という材料を買ってきて急遽ニンフ毛鉤をいろいろ巻いてみるも、お手本とはかけ離れ、色合いが斬新過ぎるようになってしまったのはどうなのか。
シャロムの森に到着すると、早速橋の下のにぶつけてみる。
水の中でゆっくり佇んでいたメンフィスも面食らったんだろうか。毛鉤を見つけるや、一目散に岩陰に隠れてしまった。
L1の入口。L1の中でも絶好のポイントなので丁寧に蚊の毛鉤で攻めたところ、うまくかけることができたがばらす。
L1は平坦で開けた渓相。なかなか魚の懐に飛び込むことができない。
慎重に進まないと、手前のにみつかり奥のも散ってしまう、の連続。
ようやく飛び込んでも、今度は毛鉤を見切られる。
苦しい。実に苦しい展開。
あせっていたのか、すべり転んでびしょ濡れになる。
カメラ、レンズは無事も、竿が流されそうになり慌てて回収!
気を取り直し進んでいったところ、今度はサングラスをどこかに置いてきてしまったのに気づく。
回収しにL2の最初から2往復したが見つからず。はて…
諦めて一度堰堤から上の林道に出る。時計を確認するとはや13時。まじかよ!
迷った末に、一回分岐橋まで戻り、バイクをひろってL4へ向かうことにする。
しかしL4に到着するやこのありさま。随分変わったもんだな。
1年前のビフォーが↓なので今年の天候がそれだけ厳しかったということだろうか。
この辺りは1年前に代表と来たときになかなか感触が良かったので、今回も丁寧にいけばなんとかなるんではなかろうかと構わず進んだところ…
肩のところでようやく1尾目! (木の上にぶらさがった竿と足元の岩魚を天秤に迷っているうちに、岩魚はぬるりと逃げてイキマシタ)
水に濡れたりサングラスを無くしたりと、踏んだり蹴ったり状態だったテンションも一気に回復!
L4の渓相はまさに源流。段差が多くポケット射ちもやりやすい。
途中左のほうに枝沢があり、そちらも面白そうだったが、今日はまだなんかありそうなので止めとく。
午後4時になったので、L3に停めておいたバイクのところまで戻る。最後に分岐橋のメンフィスでもやっつけてやろうと、竿を延ばしたままバイクで林道を下っていると、張り出た枝に竿が引っかかり…
ブルー状態で仕掛けを回収していると、今度はベストになんか違和感。
奥をまさぐると…
テンションが上がったり下がったり、なんだかジェットコースターのようだった一日。
帰り際、自分を落ち着かせるため、いつも雰囲気が良いなと感じていた 沢入(そうり)駅で、即席麺をすする。