三平くんのデビュー戦

巷の小中学生は夏休み真っ盛り。
吉田毛鉤会の中学生会員の一人、三平(爺)くんが本格的に沢デビューするというのでワシも観にいってみることにする。

今回の監督は大ベテランの秋山郷Uさん。ということでのんびりブラブラ釣行を予想していたのだが、この2人、遡行が遅れ気味のワシには一切容赦なくガリガリ進んでいきます。

もう中学生だし体力的には十分なんだろうが、沢歩きはまた別のスキルを要するので、秋山郷さん、一度沢へ三平くんを連れて降りて、沢の歩き方を練習。

再び林道にあがり…

釣り上がれそうな所を選んで…

デビュー戦開始。

魚の反応はあるがなかなかノらず。苦戦するかと思ったが、しばらく流しているうちに…

あっさり出た。

おめでとうございます!

秋山郷さんも満足かと思いきや、サイズが激小だったので、もう少し立派なのを釣りなさい、と檄を飛ばす。

その後も要所要所でアドバイスが入る。

三平くんも真剣に聞き入っていました。

1尾出るまでは時間がかかりましたが、その後は比較的に順調に釣果が増えていきました。

キャスト力があるので普通にやってれば出る、と感じました。

ここで出たのはけっこう良型だった。バレましたが。

というより釣り姿もサマになっており、特に注文もなくなってきてしまう。


「いかん。これはツ抜けてしまうぞ…」

わしと秋山郷さんの中の尺度という堰が大きく崩壊していってます。
というわけでなんとかツ抜けない方向へもっていくことに…

休憩時間を増やして時間をつぶす!

無理矢理毛鉤ケース(三平作)の鑑賞時間を設ける!

釣ってる傍でプレッシャーをかける! 魚からみつかる岩の上にあえて立ちこむ!

秋山郷さんにもガンガン釣りをしてもらう!

その甲斐あってか、最終的には7尾にとどまり、なんとか面目を保つ。
あぶなかった〜!
秋山郷さんは空や流れる水の色をみて、帰路途中で雷雨となることもしっかり見切られていました。
早目に切り上げて頂き助かりました!

秋山郷Uさん、三平(爺)くん、お疲れさまでした。
またご一緒させてください。