アンダーハンドキャスト講習会@柳瀬川

先月に引き続きまたまたアンダーハンドキャスト講習会に参加。今回もダブルハンドを頑張ってみることに。
講師はTIEMCOの近藤さん。

そしてレインボーのM店長さんにまたまただいぶ教わってしまいました。

前回それとはなしにダブルハンドロッドを借りて振ってみた時に悟ったのは「どうも逆らしい」ってこと。
普通の感覚だと竿を振る利き手のほうを頑張って操作しようとしてしまうのだが、アンダーハンドだと上手のほうはむしろできるだけ動かさずに親指と人差指を輪にして竿を動かす際の軸だけ作ってしまい、後は下手を操作してハーフサークルを作りシュートするってイメージなのが正しい模様。
リフトもまずは剣道のように体の正面にもちあげる。そのままだと投げるのにつらいのでボディターンするんでしょうな。

視線は上手側に集中。体にひっついた下手を使い、ぐるりとフックを打つような感じに半円を描き回しながら竿尻を前方まで運ぶと、視線を集中していた上手の脇の小窓(赤部分)の背後を、スーッと後方に向かい流れていくラインが見えます。この体勢(バックストップ)のままラインが最大限Dの字に帆を張るタイミングを待ち…

竿を振る…のではなく、下手を手前にコツンと引く!
竿を垂直に握っている上手はその角度を保ったまま(若干前に開くのは良いようです)、肩中心の回転で下へ。
この肩中心の回転がワシには鬼門。わかっていてもなかなかできず一苦労。

このテコの作用がバットを強く曲げ、ラインが恐ろしいほど綺麗にふわーっとターンしながら前へと伸びていってます。

シングルハンドも下手がホールに代わるだけで考え方は同じとのことなので、もう少し練習して体に染み込んできたらシングルハンドに戻り、そしてテンカラに応用したいと思います。

それにしても近藤さんのキャストはあいかわらず美しい。時空を超えてますね。