第4回Kカップ

今日は年1度の毛鉤釣大会。第4回Kカップ
前日ミスタープライム氏よりTOKYOトラウトカントリーへ向かいたいと打電あり。いよいよ今年は氏も参戦かといろいろと勘繰りましたが、純粋に釣りおよびKカップ観戦を楽しまれる目的の模様。ということで二人で会場へ。

TTCへ到着すると早速川の状況をチェック。さすがにバカでっかいのは浮いていない模様でちょっと安心。

時間までまだしばらくあったので、秋山郷さんから頂いたカスタムズーム竿を拝見したのだが、コルクといい竿尻といいまるで製品のような出来栄え! 素晴らしいです!

参加者一同が揃ったところで巻き座の抽選が始まる。ここで外枠をひくと部屋の入口から遠く離れた奥まったところで毛鉤を巻くハメになってしまい、かなりつらかったりするのだが…

いきなりやってもうた。
引いたのは14人中の12番。番号の小さい方から好きな巻座を選べるので、12番はかなりの不利かも。
参加賞のテンカラハリスを貰えただけでもまずはラッキーとしよう。

会場の2階にあがると、抽選順に着席。吉田毛鉤の吉田代表より挨拶、そしてルールの説明へ。
自分の巻いた毛鉤しか使えない、同じ場所では連続して釣れないという今までのルールに加えて、今回は川への立ちこみ禁止、ビーズヘッドの使用禁止という新たな試みが。

ビーズヘッドがないのはつらいなァ。「江夏(ビーズヘッドニンフ)さん」が作れないので、今日はひたすら「稲尾(マラブー)さん」に頑張ってもらうしかない。稲尾さんで釣れなくなったらいさぎよく諦めよう。

腹を括ったところで、勝負開始の合図!

一番に出ていったのはナベさんであったが、河原のほうからウォーという歓声があがった後、すぐに駆け戻ってきた。力が入りすぎてしまい、魚をかけたところで合わせ切れしてしまったそうです。
優勝候補のキングMさんを筆頭に後続の方々も続々と降りていった後、ワシもタングステンの巻き錘をしこたま仕込んだ超重量級量産稲尾乙型を2機こさえたところで外へ…

とポンド前に出ると、掲示板にはすでにキングM、38cm のメモが貼りつけられてある!

はぁ!? どんだけ韋駄天すか!
だから、フリーにしたらダメだとあれほど言ったのに!

(後で聞いたところによると、やはり試合開始前から完全に狙っていたそうです)
対抗する術もない無敵状態のミスターパーフェクト、究極の逃げ馬。誰か… 誰かやつを止めてくれ!

おいら、どうしたらいいんだろう…

途方に暮れながらポンド前でハリスに毛鉤を結んでいると、「いいマラブーだ、それなら釣れるよ!」といさおさんに励まして頂く。

気合を入れなおしたところで、空いていた大淵に第一投を放り込むと、ワサワサーッと魚が寄ってきたが、のんびり眺めている間に見切られてしまい、以後見向きもされなくなった。それではと岬のほうへ移動したところ、今度はかけたところでバレてしまった。橋を渡り最下流まで行ったところでようやく最初の1尾。ここまでで試合開始から45分を要す。
下流の所は先週の様子見でもわりと魚がたまっていたので、狙ってよかった。

深瀬のところはなんでか最近全く出ないので、今日は外すことに。
先週隊長が何十匹と釣り上げていた時に茶色シェニールの毛鉤がハリスにつながっているのが見えたので、とりあえずシェニールだけはやめよう(笑)とも決めていました。
岬のところも冬の間釣果が出なかったのですが、やはり先週隊長が雨後の筍がごとく抜きまくってるのを見て、いけるのだなと思いました。

三平くんもまずまずの様子。

かおりんもさくっと釣り上げたそうです。

きょ→じさんも強硬スケジュールからの粘り腰。

オフィシャル役の吉田代表、スタッフEさん…

いさおさん。そして宮崎先生。ありがとうございます。

戦況も次第にわかってくる。ワシはなんとサイズ部門準優勝を狙える位置!
数釣り部門でも3着はあるぞと頑張ったが、開始から2時間の午前11時にスタミナ切れ。最下流と岬の数度の往復で想定以上にヘトヘトになってしまった。
(数釣り部門第4位の一般参加の方が何気に凄い実力だなと感じました)

けっこうアップダウンやこけそうな所もあって、なかなかキツかった。

最後は万年さんと一緒に頑張りましたが、魚たちも超防御体制をとっており、全く出ません。

正午にようやく終了となり、皆で昼食を頂いた後、いよいよ結果発表です!

優勝は、キングMさん!
数釣り部門も隊長と並んで首位の堂々完全優勝!数釣り3位はナベさん!

ワシもついに入賞のサイズ部門3位(2位はEさん)。数釣り部門も5位に。
最小賞、最終賞までゲットで、なんだか景品をやたら頂いてしまいました。
ありがとうございます!

初参加時に坊主だったことからすると本日の入賞はもう夢のようであるが、正直ここから上の上位陣との間には越えられない大きな壁があるような… 吉田代表からもお話があったのだが、上位陣は必ず釣る。狙って釣る。ワシもそこを目指して頑張らないといけませんね。


…あ、もちろんクソ重い稲尾さんの連投で!

オフィシャルに回って頂いた先生方、いさおさん。TTCのスタッフの方々。川よしのオーナーさま。参加者のみなさま。お疲れさまでした。
楽しいイベントありがとうございました。

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