冬季自主トレの6(ついに100尾達成!)

今週のイベントは浅草で開催中。
ということはTTCはノーマーク、がら空き状態なのではないか!?
見習い卒業まで残り7尾となった今、これはチャンスに違いないのだが、昨日は子守りを命ぜられたので天気良い中をただ一日じっと公園で過ごす。
この世とは実に無常なである。

さて夜が明け、目を覚ますともう朝9時近い。完全な寝坊な上に天気もかなり微妙…
行くか行かないか、バイクか電車か、迷いに迷ったが結局バイクを選択し、朝10時に家を発つ。
小雨のぱらつく中、TTC到着は12時過ぎ。
勢いよく管理棟の中に入ると、うぎゃ!
品川K隊長はともかく、吉田毛鉤会の吉田代表にI先生と照蔵チームの方々まで!
昨年の堀江カップの優勝者(K隊長)と準優勝者(小次郎さん)の揃い踏み。

そこに出遅れとあっては、これは今日の釣果は期待できますまい…
本来ならゆっくりと昼食会に参加したいところであったが、せめて昼食の間だけでもと、皆さまが談笑している間にそっと外へ抜け出しメインストリームに竿を出す。

岬のほうはフライの方が攻略中であったので、ワシが最初にトライしたのは深瀬。
しかし既に攻略された後であったのか、全く反応がない。

30分程で見切りをつけ、白泡に移動。

ここも最初はダメで諦めかけたが、ワシの様子を確認しにきたK隊長に「脇の深みもしっかり狙え」とアドバイスを受け、ものは試しにと放り込むやいなやすぐに魚が出た!

ここで出るならと、流芯のほうも再トライしたところ、これまた出た!

戻ってきたレッドスナイパー。今日はレベルラインでトライ。

陽もだいぶ長くなったようで時合い良し。絶好調で入れ食い状態となる。
結局13時からの30分間で5尾。13時50分に6尾目。

最後の1尾! となったところでいよいよギャラリーが増えはじめ、激しいプレッシャーの中で痛恨のバラシ!
その後も何回かバラシが続いた後、ついに陽がささなくなり、アタリが次第に消えていく。

い、いかん。時合いが去っていく!
稲尾さん、剛球だけに激しく連勝するのだが、いかんせん見極められ始めると実に苦しい。

苦戦が1時間程続き、気づいてみるとギャラリーは…

思い起こせば、ワシの奥多摩初釣果「黄金岩魚」を授けてくださったのはこの2人。
そして最後もやはりこの2人。これも運命であろう。

そうとなっては、もはや今日中に何がなんでも釣るしかない。
Tさんの家、再び白泡とトライし、またまたバラシた後、岬へと移ったところでようやく…
ようやく100尾目!(結局最後の1尾に2時間ちかくかかってしまいました、すみません(汗))
(肝心の写真を撮り忘れ。気になる方はこちらへ)

というわけでその後は、引き続きメインストリームにて、代表から弱点克服への道標
・アタリとりをもっと強くしっかりと
・ワイドゲイプでかかりよく
・同じところを連続で同じように流さない(ナチュラルorアタリ入れ、毛鉤を替え流す層を変える)
を頂く。

かけやすくするには毛鉤の形状もかなり重要とのこと。

その後メイフライで皆さまに祝って頂きました。
(ありがとうございました)

というわけで…

念願の100尾達成記念に代表より吉田毛鉤帽(新品)を再度頂く。
「旧品は家宝にせよ」との粋な御心遣い(ありがとうございます!)。

思い起こせば1年以上前、3回目のてんから教室に参加した際に頂いた「吉田毛鉤帽」。釣りすら始めたばかりのこのワシがこの帽子を被るのはおこがましいのではないかと、勝手に「見習中」マークをつけさせてもらったこの帽子。
見習中解除の方法はただ1つ「ポンド、養魚場以外で山女魚または岩魚100尾(ただしTTCに限っては虹鱒も可)釣る」。
目標を設定した時は2,3か月で達成できるんではないかと考えたのだが…

実際はそんなに甘いもんではないと痛感。いやはやここまで実に長い道のりであった。

そして…
正規会員帽を新たに頂いた今、「見習中」が引き継がれた先は無論若干5才の彼であります。

ここまで応援くださった皆さま、本当にありがとうございました。