毛鉤研究会3月 (試投テンカラミディ編)
見習解除まで残78尾。ノルマを少しでも減らそうとまたまたやってきましたTTC。
わざわざ車をレンタルまでなんかして朝7時に到着したまではいいものの、なんとカラフル御夫妻、K隊長が到着済み。横浜のNさんに至っては既に川に出てるとか。いやはやどびっくり。
んなわけで早速ワシも負けじと川に出て岬にはりついてみる。
昨日深夜から小雨がぱらつく展開。先日来た時と違って今日は肌寒いので、大淵も深瀬も見える魚はどいつもこいつも非常にガードが固そうだ。
岬をひたすら流し、何回かあたりもあったのだが、みなバラしてしまう。
まずい展開だ。
意気消沈しながら管理棟まで戻ると
「とくさん、さっきアタッてましたよ」と、くりぼうさん。
ワシの毛鉤が反転流から岬の大岩下へと入っていくところで、魚が身を翻したのを管理棟から見ていたそうだ。
なんとっ! アタリを逃してたのか…
沈めるときはもう少し空合わせを入れんとダメなのかな…
いろいろと考え込んでいる間も、毛鉤会の方々の談笑が続くのだが…
毛鉤会の吉田代表。
今回の目玉はなんといっても4月初旬に発売となるテンカラライン「ミディ」情報。
早速ポンドへ出て皆で試投してみましょう、ということになった。
真剣な眼差し。
まずは代表からいきます。
重鎮甘いコーヒーさん。
毛鉤がフワッと着水するところが実にいい、と皆口を揃える。
MKさんはとりわけ熱心に感触を確かめている様子。
代表のほうも説明に力が入る。キャスト空間を十分に確保できない藪沢で力を発揮すると。
デモ中の代表。
ラインの実力を確かめるペタウロさん。
釣っちゃったぜよ、おぃ(笑
いつも以上に笑い声の絶えない…
癒し空間となった…
日曜日朝。
「愛だろ、愛 by サントリー」
…手抜きではない… by とくじろう
今日の皆の目的はなんといっても「ミディ」の試投に尽き、また全員が「毛鉤大全」講義を受講済なので、座学のほうは特にはっきりとした題材はたてず、談笑形式で進んでいく。
「ミディ」について語る吉田代表。
竿長に合わせてラインを切断する場合「テーパーのついてる先端側でなく、根本側を切断するように」とのこと。
で今日はかねてから告知にあった通り、参加者一人一人がこれという毛鉤を提出し、吉田式簡易スタジオで撮影してもらうこととなった。
他人の毛鉤を見ると実に勉強になるので、こういう企画はありがたい。
早速撮影準備に入る。
折り畳み式のレフ板(これは便利!)。
よくみると撮影ボックスのほうも折り畳み式である。
連動式スピードライト。トレーシングペーパー等を間に挟んで間接的に光を当てるといいようだ。
レフ板もホルダーで固定すれば角度設定が自由自在。これは欲しいな!
準備完了。
「非スタジオ撮影」(フラッシュのいかにもなテカテカ感がイヤなのだ。かといって毛鉤全体にピントが合うように絞るのであれば、何もせんままだと光が足りなくて露出アンダーになるし…)
「スタジオ撮影」(代表のブログより拝借しました)
キレキレ。プロの宣材写真のようですな。
(実際の写真はこちら)
で次に出てきたのが、甘いコーヒーさんの望遠レンズ Nikon「AF-S VR Zoom-Nikkor ED 70-200mm F2.8G(IF)」。
Nikonの大三元レンズの一つ(甘いコーヒーさん全部持ってなかったか?)。希望小売価格 \270,000。
これでポートレート撮ったらすごいんだろうな。
恐いのでとてもでないが外に持ち出せない ^^;
試しに座敷から下流を写したりしてみたが最下流のところにある「これより下流一般河川」の看板の文字まではっきり写った。
100円ショップでこんなのも売ってるそうな。
試しにレンズごしに…
レンズを覗いてみる。
…ボケてはいない… by とくじろう
王妃さまからは「光る毛鉤」情報!
ケイムラコートってのを…
蛍光スレッドに塗り、光をあてると…
蛍イカかよっ! (すごくね?)
というわけで、その後甘いコーヒーさんの特設修理店を観察したりしているうちにいつの間にやら11時半過ぎになってしまったので、昼食組と実釣組にわかれて行動。
ワシはとりあえず深瀬に入り1尾釣り上げることができた。
昼食後は深瀬や小橋のところをドライでいってみたが、全日的に厳しく追加で2尾釣っただけで終わってしまった。
石化け組。今日もあの難しい場所でヤマメ出したらしい。よく釣りますなぁ。
カップルを覗く?横浜Nさん
流心脇を狙う運転手さん
今後は上流も狙っていきたい。
のだが、それにはまず沢靴がいるんですな。
残75尾。
くりぼうさんと2人、借りてきたレンタカーで帰途につく。
(スズキ Swift 荷室は狭いけど、走りは大変素晴らしい!)