August Come She Will

登山に耐えうる体力をつけるため今日も両神山でトレーニング。

朝6時15分、八丁峠北側駐車場。寒い。峠を続々と上がってくる車の音につられて目覚める。今回は八丁峠経由で両神山頂上へ向かいます。

7時15分、出発。いきなり鎖3本で八丁峠に向けて高度を上げていく。
今日は前回の登山に比べて背中の荷物がかなり重く感じる。増えてるのはコッヘル、ガスバーナー一式、それに薄手のジャケット。水が500ml増えて2.5リッター。
雨具、フリース、救急セット、ヘッデン、カメラ、レンズ2本、携帯、モバイルバッテリーは前回と同じ。劇的には増えてないはずなのだが… 調子悪いのかな。

日が暮れるのが17時だと想定すると、今日はどんな理由があっても正午には引き返さなくては。筋肉疲労にも十分注意しないと…
そんなことを考えながら鎖場を順調に超えて進む。

8時10分。八丁峠到着。標準コースタイム+5分。まずまず。

西岳まで800mとある。疲れもないのですぐに出発。が、気になる看板も…

「ー注意(八丁峠コース)ー このコースは、八丁峠、行蔵峠、西岳、東岳を経て両神山頂に至る八丁尾根縦走路です。八丁峠から先は、急峻な岩場が多く、くさり場の続く難コースで、初心者向きではありません。落石や足元に十分注意し、余裕のある日程で登山してください」
「クサリ場多し、足元に十分注意」

最初の15分で500m程進んだのでこれは楽勝かと考えたが…

そこからがなかなか進まない。

ヘコタレそう…

8時45分。なんとかそれらしき頂きについたので西岳頂上と思いきや、まだ行蔵峠にも届いていないことに愕然とす。


9時20分。長くきつい急登をクリアしたところでようやく行蔵峠到着。

再び登り降りを繰り返し…

9時30分。西岳到着。
コースタイムでは八丁峠ー西岳間1時間20分とあるので、ここはピタリ賞。

眺めがいいのでしばらく休憩。

西岳ー東岳間がこのコースの核心らしいので気合いを入れ直す。


一見すると恐そうだが、全体的によく整備されている。

ここも鎖無かったら完全撤退確定!
鎖がついていると安心感を感じます。

ワシも2回程微妙にルートを外れたので大きなことは言えないが、しょっぱく感じたらすぐ戻ることが肝要かと(動画はこちら)。正しいルートであればキワどい箇所には必ず鎖がついている。

K隊長からは赤岩岳、それと油滝のほうに曲がってはならぬと聞きました。

10時55分。東岳到着。休んでいた分を差し引いても、この区間はコースタイムからかなり遅れてしまった。

両神山頂上直前で最後の垂直登2本。あの光の先にゴールが!

なんとか正午前に頂上到着!

東岳まで戻って20分程、昼食休憩。

戻り道は霧の中。
先月の研究会の時に「落合橋にショートカットできる」ようなことをK隊長から聞いたのだが、単独チャレンジはさすがに無理筋すぎるので今回は断念。来た時と同じ道を登り降りしながら戻り、16時20分、無事駐車場まで下山完了。

次も頑張ろう。

来年夏の北アルプス。また会えるでしょうか。