シャロムの森を攻めにいくのだ!

先月訪問した時はだいぶ気配が良くなっていたシャロムの森
ここのところの連日の雨で、魚の機嫌もさらに良化しているに違いないと急遽予約をとりつける。

草木湖を渡り深い森の中へ。

今日の訪問者は、なんと先月も訪問日が一緒だった足利のYさん。それにワシの計2人。
Yさんは先月同様L方の枝沢に岩魚を観に出かけるというので、実質ワシ1人の貸し切状態。なんともったいないこと!
LにするかRにするか、しばし迷ったが、今日は久しぶりにRを選択。Rの奥目指して突き進むことにした。

予想とおり今日の水量は若干多め。
9時半過ぎに沢に入ると、最初はドライを試す。2回かけたがどちらもバラしてしまう。
その後BHに交換し11時近くになったところで待望の1尾目。が慌てているうちに魚は水の中へ。

11時を越えたところで休憩。この岩の向こうでだいたい1尾とれるのだが、今日は気配なし。
今春に泥棒が入ったというその影響か?
この辺りは枝被りがあるので、ハリスをフロロの0.8に交換。

今日の釣行中は上方からユンボが幾度か林道を降りてくる展開。予めオーナーには聞いていたので、気配の回復待ちがてら、昼食をとってしまうことにする。
ここへ来ると午前中釣果があまり芳しくないのはどうしてなんだろう。時合のようなものがあるのかもしれない。

12時半。R4の鉄板エリアで2尾目。流れの中を丁寧に攻めたのが良かった。
しかし俊敏な山女でまたも撮影前に逃げられる。

魚の気配が明らかに上づいてきている。倒木の向こうにあるポイントを続けて狙い3尾目。
ようやく写真撮りに成功。

R4はこの先陽当たりが悪くなっていくが…

13時半に瀬尻のところで4尾目。

朝方「ここまで(山に入って)きて山女は見たくない」と話していたYさんの調子はどうだったんだろうか?
こちらはまだ山女ばかりです。

キノッピー。残念ながら少しかじられていた。

14時半過ぎ、待望の岩魚で5尾目。

今日はとにかく仕掛けロストで時間を費やさないよう、太めのハリスで背後を確認しながら丁寧にいってみた。

15時過ぎ。良い形のが浮いており、毛鉤にもしっかり食いついてきたが、痛恨の合わせ切れ。
ハリスは0.8号だったが、見えていた分、合わせに力が入りすぎてしまったのかも。

15時20分。昨日はしっかり寝てきたので今日はやる気満々でR5へ。

ここら辺りは林道を歩く自分の姿が魚に写らんように注意する。

16時過ぎ。6尾目。
カディス。クイルゴードンと見切られた後、茶剣羽根に替えたところでようやく口を使ってくれた。
剣羽根に対しての耐性がまだあまりないのかも。

R6の中へ。ここも随分と久しぶり。

R6のはかなりスレている。
何回かキャストしたが剣羽根を見るなり走るか、食いついてくるかのいずれか。
ほとんどが走ってしまう中、16時20分。7尾目。
16時半過ぎには分岐道に達し、中ボスと対戦したが毛鉤を見るなり水の中に沈んで消えていってしまった。
林道を引き返す際に山女で8尾目。剣羽根調子良し。

R6の分岐。本当はここからが源流釣りなんだろうな。立川Mさんの話も面白かったし1回入ってみたい。

17時10分。上り時に落とした反転流の中を再び攻めて9尾目。
ツ抜けまでいよいよ残り1尾!
最後はやっぱりあの橋まで戻って…宿敵メンフィスを!

急いでLR分岐まで戻る。ここまで3年近くかかった課題目標、シャロムでのツ抜け。
ようやく今その時を向かえようとしております!

と胸躍らせ橋の下を覗いたところ、なんと魚の気配すらなし!
そうだった… 泥棒に全部抜かれたんだったっけ。
ひどい! ひどすぎる! コッ コロスッ!
法を犯したクソヤロにワシの分も損害賠償を請求したい!

というわけでとくじろう、今回もツ抜けデキマセン…